外壁のリフォームとは

外壁のリフォームについて

住宅の中でも最も劣化が進みやすいのは外壁です。なぜならば、常に雨風や紫外線にさらされているからです。自然環境の脅威から住宅の内部を守ってくれる大切な役割を果たしています。どんなに注意をしていたとしても、外壁の劣化は避けられません。

どんな種類の外壁だったとしても、時間が経過するにつれて、どうしても劣化が進んでしまうのです。一日雨に濡れる程度ではたいしたことがありませんが、十年や二十年以上その住宅で住み続けると、日々の積み重ねによって大きな影響が出てしまうのです。屋根瓦がズレてしまったり、外壁に亀裂が走ることがあります。見るからに外壁の劣化が激しいこともあれば、素人目には分からないけれども外壁に影響が出てしまうことがあります。

外壁の劣化によって色々な弊害が生じます。たとえば、亀裂が走ってしまうと、そこから雨水が建物の内部に侵入してしまうかもしれません。それによって、住宅の構造を腐らせてしまう原因ともなるのです。外壁の劣化が建物の内部の劣化を誘発してしまうのです。

そのため、外壁は定期的にメンテナンスをして、必要であればリフォームをすることが大切です。思い切って外壁の種類を変更したり、塗装を変えるなどの選択肢があります。外壁を良い状態に保つことは住宅の寿命をできるだけ長くすることにつながります。

また、デザインを重視して外壁のリフォームをすることもあるでしょう。長く住み続けていると、外壁のデザインに飽きてきてしまうことがあるのです。そんな時には、大胆に塗装を変更してみたり、まったく異なる種類の外壁に変えてみることによって、住宅の印象は大きく変わります。外壁には色々な種類があります。塗装にも色々な種類があるため、リフォームの方法というのはさまざまです。

外壁のリフォームを行うことによって、住宅の状態は大きく変化するでしょう。リフォームをしてくれる業者はたくさんいて、リフォームのためにかかる費用はかなり幅があります。きちんとした知識を持って、信頼できるリフォーム業者に仕事を依頼するべきです。

外壁リフォームの種類や特徴

外壁をリフォームする方法は色々あります。まず、塗替えです。これは文字通り、外壁の塗装を塗り替える工事をすることです。通常、どんな住宅の外壁も塗装されており、塗膜によって外壁は守られています。この塗膜は時間とともにどんどん劣化してしまいます。塗膜が劣化すると外壁も劣化しやすくなります。そのため、定期的に塗膜の状態をチェックして、必要があれば塗替えないといけません。色が変化したり、ツヤが落ちてきたり、ヒビ割れができた時などは塗替えを検討しましょう。塗装に使われる塗料は大きく分けると4種類あります。アクリル系塗料やウレタン系塗料、シリコン系塗料、フッ素系塗料があり、それぞれ耐用年数や費用が異なっています。
既存の壁を撤去して新しくサイディングによって施工する方法があります。サイディングとは外壁材であり、ボード状になっていて工場で大量生産されています。そのため、品質は安定しています。タイル調や石目調、レンガ調などがあります。外壁材を釘で打ち付けて工事を行います。デザインはとても豊富であり、価格が安いのが特徴的です。
外壁にタイルを張るという方法があります。こちらは耐用年数が長いのが特徴です。タイルは自然環境に強いです。30年から40年近く使うことができます。基本的にメンテナンスをする必要はありません。ただし、目地の塗替えだけは10年ごとに行うべきです。

モルタルを使ったリフォームはよく行われます。モルタルとはセメントと砂を混ぜあわせて、そこに水を加えたものです。これを下地にして、その上に塗料を吹き付けます。塗装は7年から8年を目安として塗替える必要があります。
このように色々な方法があるため、外壁リフォームの際にはどの方法にするのか選択しなければいけません。リフォーム会社の方とよく相談をしましょう。注意点として、業者の中には悪質な営業活動を行っているところがあります。騙されないように注意してください。本当に信頼できるリフォーム会社を探すべきです。外壁の劣化を放置しておくと大変なことになります。早めに決断をしましょう。

太陽光発電がある場合の屋根塗装

これは設置前なのか設置後なのかでかわってきますが、太陽光発電を屋根に設置すると屋根がぼろくなってきます。
それを踏まえて屋根の塗装は太陽光発電を設置する前にやった方が良いでしょう。
屋根については詳しくは太陽光発電のデメリットにも書いてありますが、現地調査をしてください。

外壁リフォームの費用

サイディングのリフォームにかかる費用

外壁のリフォームの中でも多いのはサイディングです。工場で生産されたボード状の外壁材を用いて簡単に質の高い外壁を実現させることができます。サイディングボードには窯業系と金属系の二種類があり、よく使われているのは窯業系です。窯業系の方が施工が簡単であり費用は安くなっています。

サイディングのリフォームについては、サイディングボードを新しく張り替える方法と塗装を新しく行う方法、シーリングのみを行う方法の3つがあります。今あるサイディングボードを取り除き、新しいものに張り替える工事は最もお金がかかります。外壁の大きさにもよりますが、平均的には200万円以上かかってしまうでしょう。

既存のボードの上に新しいボードを張る場合は少し安くなり、150万円から200万円程度となります。塗装については、使用する塗料のランクによって費用が変わります。80万円から150万円程度の費用がかかるでしょう。
シーリングとはサイディングボード同士の間にできるつなぎ目に充填されているものです。シーリングのおかげで雨水が進入することがなく、サイディングを長持ちさせることにつながります。ただし、シーリングも劣化が進んでしまうため、いつかはリフォームをしなければいけません。シーリングのリフォームについては20万円程度の費用がかかります。

サイディングのリフォームでは、どのリフォーム業者に頼むかによって費用は変わります。たとえば、サイディングボードを張り替える場合には、材料費が50万円程度なのに工事費用が150万円近くかかってしまうケースもあります。基本的に工事費用の占める割合が大きいため、業者選びはとても重要となります。きちんと見積もりを出してもらい、気になる点についてはちゃんと説明してもらいましょう。住宅の面積が大きくなればそれだけ費用は高くなってしまいます。実際の住居の状況によっては、たとえ同じ面積の住宅であっても、費用が変わることもあります。工事費用には、足場を設置したり、付帯工事をしたり、下地施工をするなど、色々な費用が含まれています。

塗装やタイルにかかる費用

外壁のリフォームの代表的なものが塗装を塗り替えることです。外壁の表面には塗膜が形成されており、これによって建物を守っています。塗膜は劣化するため、定期的に塗り替える必要があるのです。塗装の塗り替えにかかる費用は60万円から140万円程度となっていてかなり幅があります。これは外壁の面積や塗料の種類によって費用が左右されるからです。塗替えに利用される塗料は主に4種類あります。安いものから順番にアクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料があります。

アクリル塗料は最も安価な塗料であり、耐用年数は5年から8年となっています。太陽光発電デメリットにもあるように太陽からの影響に弱いため、劣化しやすいというデメリットがあります。ウレタン塗料は幅広く利用されており、太陽光や紫外線に強いです。耐水性も高くて、耐用年数は6年から10年となっています。シリコン塗料は水に強くて、汚れがつきにくいです。そのため、長くキレイな状態を保つことができます。耐用年数は8年から15年となっています。フッ素塗料は、最も高価であり、耐久性はかなり優れています。耐用年数は12年から20年となっています。

塗料の塗替えにかかる費用は塗料代と工事費用です。工事費用には人件費と足場代がかかります。どの塗料を使ったとしても工事費用はほとんど変わりません。そのため、結局は塗料代が費用の違いとなるのです。安い塗料を使ったとしても、耐用年数が短いため定期的に塗り替えなければいけません。そう考えると、必ずしも安いものが良いわけではなく、耐用年数も踏まえた上で総合的に考えることが大切です。実際にリフォーム業者に相談してみると、ウレタン塗料かシリコン塗料を勧められることが多いです。耐用年数も考慮した上で、最もリーズナブルな選択となります。特にシリコン塗料は最近安くなってきているため、最もバランスが良くておすすめです。

アクリル塗料は40万円程度、ウレタン塗料は50万円程度、シリコン塗料は75万円程度、フッ素塗料は100万円近くの費用がかかると考えましょう。モルタルやサイディングなど、外壁に使われている素材によっては、利用できる塗料が限られるケースもあります。

人気の高い外壁リフォームメーカー5選

ナカヤマ

外壁リフォームを行っているメーカーはたくさんあります。その中でも高い実績を誇っているのがナカヤマです。安価で質の高い施工をしてくれると評判になっています。さまざまな外壁リフォームに対応しています。エコウォールという省エネに優れた外壁材を用いたリフォームが人気となっています。タイル晴れという方法では、超軽量化したタイルを用いて簡単にリフォームを行います。他にも、メタルブリックやウォールアートなど色々なシリーズがあります。

昭和アルミ株式会社

サイディングを専門としているのは昭和アルミ株式会社です。こちらでは特にアルミサイディングに力を入れています。軽くて強くて耐蝕性に優れているという特徴があり、多くの方から選ばれています。アルミサイディングによって、防水性や防結露性、断熱性、軽量性、耐震性、遮音性に優れた住まいを得られるでしょう。

旭トステム外装株式会社

旭トステム外装株式会社では、さまざまなリフォームを行っています。外壁リフォームでは、金属サイディングに力を入れていて、業界内でもトップクラスのラインナップを揃えています。超深絞りシリーズは立体的な表情をつくりだしてくれるため人気が高いです。iD塗装というオリジナルの塗装方法によって、自然な色合いの塗装を表現します。

ニチハ株式会社

ニチハ株式会社は窯業系の外壁材をメインにリフォームを提供しています。国内では最大の外装建材メーカーであり、豊富なラインナップを用意しています。外装工事のプロの業者を紹介してくれるため、安心して工事を依頼できます。住宅の診断からスタートして、最終的に施工が終了するまでトータルサポートしてくれます。

我妻建材工業株式会社

我妻建材工業株式会社は外壁工事のプロとして信頼できる工事を行ってくれます。品質の高いサイディングボードを使い、10年保証のサービスとなっているため、とても安心できます。プロとしての誇りを持っている作業員が工事を担当してくれます。メーカー純正品を使用するため、信頼できます。昭和41年に創立してからの長い歴史の中で培ってきた技術で外壁のリフォームを行います。

外壁リフォームの実例

実際にどんな外壁リフォームが行われるのか

外壁リフォームの実例を紹介しましょう。まずは、築40年の建物で商売をしている方のケースです。商売上、建物の見た目を良くする必要がありました。モルタルに亀裂が入っていて、外壁は防水機能がなくなっていました。そのため、塗装をして防水を行いました。

家の外壁をキレイで明るく変えたいという方がいました。その家は築年数が18年となっていました。外壁をすべてタイル柄の新しいサイディングボードで張り替えて、さらに部分塗装を施しました。総費用は200万円以上かかり、まるで新築のような状態となりました。
光熱費を節約したいという方のケースでは、断熱仕様のサイディングボードを用いてリフォームが行われました。これによって光熱費がかなり削減されて、さらに外壁はキレイな状態となりました。

家のイメージをまったく違うものに変えたという実例があります。金属サイディングを用いて、1階はグレー、2階はホワイトのサイディングボードを用いて、2色で張り分けました。これによってとてもおしゃれな家が生まれました。

新築のような美観を整えたいというケースがありました。既に存在している外壁材を活かしてリフォームが行われました。新しくサイディングボードを取り付けて、見違えるほどキレイな状態となりました。

近所にきちんと気を使いながらリフォームをしてもらった実例があります。業者の方が工事の前に近所の人達に挨拶をして、心配りを欠かさなかった結果、何のトラブルもなく外壁塗装を終えました。
費用をできるだけ抑えながら外壁塗装をしたいという方がいました。優良企業に仕事を頼むことができたため、シリコン塗料を用いて、外壁塗装の費用が約50万円となりました。足場の単価が安いために全体の費用も抑えられたようです。

モルタルにひび割れや汚れがとても目立つ住宅のケースを紹介しましょう。撤去作業は近所迷惑にならないように慎重に行われました。丁寧にモルタルを張り付けて、さらに塗装をした結果、驚くほどキレイな状態に変貌しました。

高級感の漂う家にしたいという依頼がありました。その願いを叶えるために天然御影石を用いて外壁全面のリフォームを実行したところ、とても上品な家に生まれ変わりました。

家の雰囲気を大きく変えるために総合的なリフォームを行ったケースがあります。外壁だけではなく屋根も新しいものにして、キレイに塗装しました。これによって、家の雰囲気が大きく変わり、依頼者は満足したようです。

このように外壁リフォームには色々な事例があります。

コツ・ポイント

いかかだったでしょうか。外壁リフォームというのは奥深いものであり、それぞれのメーカーが独自の工夫をしています。そのため、どこに頼んで、どのようなリフォームをしてもらおうか悩むことは多いです。自分の希望を叶えるための最適な方法を選択しましょう。そうすれば、とても満足できる住宅に生まれ変わります。